能取湖
9月に入って朝晩の涼しささが日増しに感じられるようになるころ、道東の水辺では湖岸の草が真っ赤に色づく。これがサンゴ草(本名アッケシソウ)であり、なかでも能取湖の卯原内付近には日本最大のサンゴ草群生地がある。
サンゴ草の本名アッケシソウは釧路厚岸(あっけし)湖のカキ島で初めて発見されたことからついた。
草丈10〜30pのアカザ科の草で、夏の間は黄緑色で7〜8月下旬に小さい花が3個ずつ集まって咲き、9月に紅葉する。